元木青果：土佐郷ブランド

■ルナピエナ生産地
高知市の中心部から車で東へ30分程走った場所にある夜須町は全国的にも日照時間が長く、黒潮運ぶ温暖な気候を利用したハウス園芸が盛んな地域で、「エメラルドメロン」や「フルーツトマト」の生産地としても有名です。
冬の温室で栽培される「ルナピエナ」は品種が“夜空”で1玉、2〜3kgの小粒のスイカです。
その分、糖度も高く、ジューシーで夏のスイカとは違った、独特の食感を味わえます。
“真冬に食する贅沢品”そんな表現の似合う「ルナピエナ」。 高知県を代表する特産果実の一つでもあり、冬のご贈答品としても最適です。

■ルナ・ピエナ命名の由来
ルナは「月」、ピエナは「満ちる」というイタリア語。
海辺に位置する夜須町は、太陽の光がまさに３６０度、ダイヤモンドを散りばめたような海からの反射を含めて、一年中溢れるほど降り注いでいます。
ちょうど、蒼く美しい太平洋に、白銀のような満月がぽっかり浮んでいる、それが特別なスイカを育てる思いと重なって、「ルナ・ピエナ」という名前になったそうです。

■スイカ栽培では珍しい立体栽培
太陽の光を全身に浴びさせる為に、特別仕立てのゆりかごに入れた立体栽培、一本の苗に一つだけしか作らない栽培方法で、一つ一つ大切に愛情込めて育てていきます。

床土には堆肥やヤシ殻を利用し、肥料も有機肥料を中心に育てています。水切れの良い土壌のため、水分をコントロールできるので、点滴藻水を使い水分調節を徹底し、高糖度のスイカ栽培を実現しています。

■徹底した出荷・品質管理
選別は全て生産者が行なう、２段階選別方式。糖度検査後、生産者が収穫時に１玉１玉、叩いて音を確認して収穫します。
出荷場では、スイカを見渡せるように並べ、再度、１玉１玉を叩いて、外観、空洞化等の選別を手間を掛けて丁寧に行います。
微妙な音を聞き分けなければならないので、熟練した技術が必要となります。作ったスイカに責任を持つ意味で、農薬の安全使用についての誓約書を提出、外箱とスイカに貼られるシールには、産地と生産者を表示しています。

■スイカ健康豆知識
スイカはカリウムやアミノ酸の一種である「シトルリン」の作用により、むくみや利尿作用に効果があると言われます。 また、赤肉スイカの色素にはカロテノイドのβカロテンとリコピンが含まれていて、老化を予防する抗酸化作用があるとされてます。

■スイカ保存方法
スイカは味が落ちやすいので、購入したらなるべく早く食べるようにしましょう。
玉のままのスイカは風通しの良い日陰で保存して下さい。
カットしたスイカはラップをして、冷蔵庫の野菜室で冷やして下さい。